外部広告:動画解説
いただいた質問に回答
amazon上での販売開始時にブースターとして外部広告を使い、クーポン配布をしたいと思っていますが、以前Facebook広告との相性が良さそうというコンテンツがあった気がしまして、Facebookで回してみようかと思います。
大枠は理解しているのですが、その際の細かいノウハウを探していまして、
・Facebook広告の設定
・その際に使うクリエイティブ(入稿文言や画像)の事例
・Facebook広告からamazon購入に流すまでのユーザー導線
・その他、広告配信時のポイント(例えば、購入してもらう際には、狙っている検索キーワードの検索結果から購入していただくのが良いかと思っていますが、その際のURLを作り方など)
はどこかに情報が落ちていたりしますでしょうか?
またFacebook広告以外にも相性の良いものがあれば、試したいと思っています。もし試してみる価値のありそうな広告などありましたらそちらもご教授願います。
・Facebook広告の設定
まず、最初に下記初期設定をしてください。
1.Facebook個人アカウント作成(プライベートでOK)
2.Facebookページ作成
3.Facebookビジネスマネジャアカウント作成
4.広告アカウント作成
これらの方法は細かいところが変わったりするので(ボタンの位置とか本質に関係ないところ)検索やYOUTUBEで最新の方法でやってください。
このサイトのこの部分↓↓↓まで完成させるのが良いと思います。
ちなみにこのサイトは「Facebook 広告 手順」で検索して一番上にでてきました。
三木を招待
次に、そのアカウントに三木を招待してください。設定はWordPressやGoogleタグマネージャー、FacebookPixelの埋め込み、動作テスト、コンバージョンイベント設定など、激しく難しいので一旦こちらでやります。
作業時メモ:2つのビジネスマネージャで同じクレジットカードを使うと、どちらのビジネスマネージャーも停止させられます。(同じビジネスマネージャ内であれば一つのクレジットカードでも大丈夫です)
・その際に使うクリエイティブ(入稿文言や画像)の事例
外部広告での訴求はクーポンでお得
・特別感を出し(新商品リリースを記念して、キャンペーン開催中!Amazonで使える50%オフ)
・Amazonで25%セール開催中
・さらにこの広告を見てる方へ25%クーポン配布中
・ほぼ半額の新発売の大セールです!
ぐらい、とにかく価格で釣るしかない。(だから、LINEなどでのリスト獲得はこれをタダにできるから重要)
CANVAだとこの辺の素材
Amazonの「ロゴ風」のマークを使ったり、色は「メリハリ」ある色使いに変更しましょう。
下のCANVAの画像はデザインはいいですが「色使い」がうすいので「メリハリ」あるものに変えましょう。
Facebook広告ライブラリ使い方
Facebookライブラリで自分の商品に合ったキーワードを入力して、類似商品の広告出稿事例を確認しよう。「Amazon メンズ」とか「Amazon レディース」などの大きめのくくりのキーワードがおすすめ。
Amazon 新発売
Amazon クーポン
Amazon メンズ
クリエイティブの攻略
メインテキストも長くても構いませんが、Facebook上で最初から表示されるのは3行目までです。4行目以降はクリックしないと表示されないので、3行目までで続きを読みたくなるようにしましょう。
・Facebook広告からamazon購入に流すまでのユーザー導線
【注意】Amazonの特定のキーワードで検索されて買った状態を故意に作る方法がアメリカのAmazonで警告されてたので近いうちに禁止になるかもです。使わないほうがいいですね、、、
まあでも、Amazonだけの手法がなくなっただけで
あとは
楽天やヤフショと同様
1.オートターゲティングで回しながら
2.成約率高いキーワードをマニュアルで高額入札
3.成約率低いキーワードを除外指定
でいいと思います。
Amazonで「sony」で検索
そのときのURLを見てみる
AmazonURLの仕組み
↓↓↓ 分解すると
↓↓↓日本語(UTF-8)のタイトルの文字列(デコード)
↓↓↓ASINコード
↓↓↓検索結果1ページ目の13番目の商品
__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2DGGT3AZ3Y5IV&
↓↓↓検索されたキーワード
&qid=1636287004&sprefix=sony%2Caps%2C307&sr=8-13
ヘリウム10を開く
→ ヘリウム10
の「スーパーURL」作成ツールを使う
→ GEMS
の「3. 2-Step Via Field-ASIN」に
・「狙ってるキーワード」
・「今回適用するASIN」を入力する。
Step Via Field-ASINを見つける
真ん中ぐらいにあります。
キーワードとASINを入力してGnerrate
.comを.co.jpに変える
↓↓↓ amazon.com → amazon.co.jp に変える
求める状態が作れる
こんな感じで「キーワード」で検索された状態で「ASINの商品」しか出てこなくなり
この状態でクリックされれば「sony イヤホン」で検索されて買われたことになり
「sony イヤホン」での上位表示ポイントが加算され
「sony イヤホン」で検索されたときに上位表示されやすくなります。
自分が狙っている商品のポジションをとるには、どれくらいの「自然検索」からの「購入」が必要か逆算して
その「必要な購入数」分だけ
クーポンや値引きを駆使して無理やり買ってもらえば
無理やり「狙ってるポジション」まで上がっていける。
※これは新着商品のタイミングが最も効果的(低いところの商品が売れたから上位表示されるわけで、売れてる商品が一度下がって売れてもインパクトは低い。だからこそ在庫切れを起こしてしまうと上位表示が「新着のとき」よりも上げにくい。でも、みんなミスはしてるので、諦める必要はない)
計測方法
↓↓↓
アフィリエイトフィーが入ってくるし、アフィリエイトの管理画面の方で経路分析など計測もできます。
トラブルシューティング
ASINがAmazonにそのキーワードでインデックスされているか検索「ASIN キーワード」で検索する
スーパーURLを作りたい「キーワード」をタイトルに含めない場合、バックエンドの「キーワード」いれておく。
PixelfyでFB広告にURL挙動確認
FB広告にスーパーURLを入れた時の挙動を確認するサイト。上級者向けなのでYOUTUBEなどを確認して使いたい機能を使ってみてください。
※最初は使う必要なし
・その他、広告配信時のポイント
Facebook広告の審査は2種類
・AI審査 = 「公開する」を押すとすぐにAI審査に入り、通常は1~3時間で結果が出ます。
・人力審査 = 広告が回りはじめて数時間~数日の間に入ります。
広告を編集するたびに再度審査が入り、1度通過したあとも不定期に審査が入ることもあります。
また、人力審査はその時の審査担当者によって個人差があります。
広告審査に通るポイント
広告から飛ぶLPも審査対象
サンキューページは審査の対象になりませんので、より自由なライティングが可能
NG文言(効果についてユーザーに誤解を与える表現、大げさすぎる表現を使わない)
最上級表現、絵文字、効果と期間、稼げる、ダイエット、かなり、すごい、のような誇張表現を使用しない、断定表現を多用しない(証拠を併記すればOK)
ユーザーの不安を煽ったりコンプレックスを指摘するなどして、不快感を与えない
・効果と期間を同時にうたう(例:1週間で30万円の収入をえられる)
・「副業」「稼げる」「収入UP」「高収入」など稼げる系のキーワード
・「痩せる」「ダイエット(グレー)」「マイナス○kg」などダイエット系のキーワード
・LPにポップアップはNG
・効果をうたう場合は、「あくまで個人の実績であり、効果を保証するものではありません」などの免責事項を入れておく
・お客様の声で、効果を数値で言わない。言う場合は「あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではありません」などの免責事項を入れておく
・公序良俗に反する内容は書かない、肌の露出の多い広告はNG
・不安をあおったり、ネガティブな表現はしない
・ページ下部に、会社概要・特商法・プライバシーポリシーが書かれたページへのリンクを入れる
・販売する予定の商品の値段、無料講座と有料講座の内容、費用を記載した方が審査に通りやすい
・肖像権(芸能人、テレビ番組のキャプチャなど)を侵害しない
・景表法、薬機法、健康増進法を守る
審査に落ちても再審査すればOK
審査に落ちた場合は、広告を編集して再度「公開」すると再審査をしてもらえます。
【重要】審査に落ちた「非承認広告」は、アカウント内に残さないようにしてください。
残しているとアカウント停止に繋がるため、すぐに削除するか修正をしましょう。
悪質だと垢バンされます
審査落ちを繰り返したり、悪質なポリシー違反をしたとみなされたりした広告アカウントは停止されます。
さらに違反するとビジネスマネージャが停止させられたり、一切の広告機能が使えなくなってビジネスマネージャー新規作成すらできなくなったり、最悪の場合はFacebookの個人アカウントすら停止されることもあります。
ただ、悪質な儲け話、政治関連、バイナリーオプションやアダルト案件など余程悪意をもったことをしないと垢バンは考えなくていいです。
垢バンされたら?
何か違反をしたわけではないのに停止させられるというケースもありますが、これはFacebook社のAIの誤作動が多いです。
アカウントが停止されてしまったら、すぐに「アカウントのクオリティ」から異議申し立てをしましょう。
AIの誤作動など、こちらに落ち度がなければすぐに復活させてくれます。
それで解決しなければ、Facebookサポートにチャット連絡をしてください。
広告マネージャ下部の「?」から「ヘルプセンター」に飛ぶことで連絡ができます。
それでも却下されてしまった場合、そのアカウントは諦めて、新しいアカウントを作った方が良いでしょう。
停止させられて復活できなかったアカウントで使用していたクレジットカードはブラックリストにのるので、新しいアカウントではそのカードを使わないように注意してください。
Facebook広告以外にも相性の良いもの
基本的に、Amazonや他モールの新発売キャンペーンを行う場合はAIが自動で最適化してくれる「Facebook広告」一択です。
昔は検索広告で、検索キーワードを指定してお客様を待つしかなかったですが、今は「検索ワード」がない商品もFacebook広告などのディスプレイ最適化広告で売れるようになりました。
また、予算を分散させると、AIが正常に動かないのでできるだけ集中させ、AIに働かせる。
長期で、画像や動画・説明文・キャッチコピーなどのクリック率、転換率を見るには個別に「広告」に登録していく必要がありますが
新発売キャンペーンだけでした「ダイナミッククリエイティブ」でどの配信素材自体もFacebookAIに頼るのがベストです。
これだけで、Facebook、Instagram、Facebookアドネットワーク(Facebookが提携するサイトやアプリなど)に自動最適化されます。
次に、使えるAIはYOUTUBE広告です。Google広告の「動画広告」という部分。
こちらも、YOUTUBE、Google、Googleアドネットワークです。
ただ、予算を分散させるべきではないので、月間数百万円の売上げを目指す程度なら、Facebookに集中させたほうがいいです。
ただ、商品にもよりますので、そのあたりもご相談ください。
ちなみに、Twitter、TikTokは物販は売れにくいです。
外部広告からプラットフォームにアクセス流す場合、自社EC(Shopifyなど)に流す場合はFacebook広告を主軸に展開しましょう。
自社ECでしたら、Googleショッピング広告は、採算とれる場合があります。
似た質問をいただいたので追記
こんにちは、広告運用についてぜひご教示いただけますと幸いです。
現在、ECモールで商品を販売しており、
出品しているECモールの外からお客さんを呼び込みたいと思っています。
各種SNS広告(insta/fb、Twitter、LINEあたりでしょうか?)や、
Google系広告(リスティング、YouTube、ディスプレイ広告?)を
どのように使い分けるべきか整理したいと思っています。
また出来ればですが、広告で新規のお客さんを獲得だけではなく、
そのままリストになってもらえるようLINE、メルマガ、 SNSのフォローなどに登録してもらえるのが理想ですが、
何かうまい流し方、事例などありますでしょうか?
三木さんは広告をどんな風に使い分けているや、おすすめの使い方、媒体などありましたら
ぜひ教えていただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
回答
ありがとうございます!
まず、今回の件で見ておくべき記事をまとめます。
■外部広告へ配信
→ ヤフーショッピングの外部広告へ配信
■公式ステップメールの準備
→ ヤフーショッピングの公式ステップメールの準備
■数値の変化の管理
→ ヤフーショッピングの数値の変化の管理
■広告のメンテナンス
→ ヤフーショッピングの広告のメンテナンス
■物販でクラウドファンディングの活用方法
→ 物販でクラウドファンディングの活用方法
その上で結論としては
物販(化粧品やサプリなど単品リピート通販以外)をやっていて
・Facebook広告
・Googleショッピング広告
以外で結果を出せている小規模事業者はほぼいないです。
ということは、
1.Facebook広告ライブラリで他社のクリエイティブからその後の導線見放題
2.Googleショッピング広告も他社のクリエイティブからその後の導線見放題
なので、物販の外部広告は、ノウハウ習得よりも
・自社と似た顧客層への広告
・自社と似た価格帯の商品の広告
・自社の競合
の取り組みを、2つのプラットフォームで見つけ
すべてを保存して、再現→実数見て改善→最新動向を定点観測→取り入れ→実数見て改善
ということになります!